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大腸カメラ前の食事について
カテゴリー:内視鏡| 2024.06.07
大腸内視鏡検査を受けるにあたって、前日に何を食べてよいかお困りになったり、「これは食べていいのかな?」と不安になったことはございませんか?
大腸内視鏡検査は、検査前の準備として腸の中をからっぽにして検査をする必要があります。腸の中がきれいになっていないと検査に時間がかかるだけでなく、正確な診断ができなかったり、時には検査を受けられない場合もあります。
検査を受けられる患者さまには事前に下剤を内服していただいていますが、お薬だけで腸の中は十分にきれいになりませんので、検査前日のお食事の内容にも配慮していただく必要があります。ここでは、検査前日のお食事のポイントについてご紹介いたします。
1.検査前日
消化のよいものをよく噛んでお召し上がりください。例えば、ごはんやおにぎりは海苔や具のないものを、お魚は皮を除いたものがおすすめです。お味噌汁やうどんも具のないもので、パンもジャムはつけないほうがよいでしょう。
避けていただきたいものとして特にあげられるのが葉野菜やキノコ類、豆類、海藻などです。脂っぽいものや食物繊維が多いものは、消化されず腸に残りやすいのでお控えください。
果物はバナナや皮をむいたりんごは大丈夫ですが、小さい種のあるイチゴやキウイはお控えください。
お腹がすいたときの間食は、夕食の時間までにお済ませください。クッキーやプリン、実などが入っていないシンプルなゼリーがおすすめです。
夕食は20時までに済ませるようにしてください。
2.検査当日
食事は検査が終わるまで摂取できません。
水分はお通じがよく出るように、お水・お茶を十分にお取りください。
砂糖やミルクを含むジュースやコーヒー、紅茶はお控えください。
消化によい食事の準備が難しい方や不安のある方に、当院では、温めるだけでお召し上がりいただける朝食・昼食・間食・夕食がセットになった大腸検査食もご用意しております。お気軽にスタッフにご相談ください。